Teresa Yen
創設者兼マネージングパートナー – Radiant Capital
北東アジアに焦点を当てたプライベートエクイティ投資運用グループRadiant Capitalの創設者兼マネージングパートナー。同社は、北東アジアにおける複雑かつValue Driven型の投資機会をターゲットとしています。
Radiantにおいて、台湾南部の不動産業および資産保有会社として100年以上の歴史を持つ大手企業南和興産の歴史的な買収を主導。本件買収には、クロスボーダーの資金調達、交渉、ストラクチャリングが含まれる極めて複雑な経営支配権獲得案件であり、台湾南部における米国のプライベート・エクイティ投資としては過去最大規模となりました。2014年より、Teresa Yenは南和興産およびその子会社の取締役および会長代行を務めています。
台湾で唯一無二の「サウスパーク・ソーラーシティ」プロジェクト/開発案件を主導しました。太陽エネルギーをテーマとした、107ヘクタールの住宅地開発で、TSMCの台南地区への拡張に伴い、Tainan Science and Technology Parkに隣接してマスタープラン策定を主導。官民共同投資、コミュニティ設計、インフラ開発、再生可能エネルギー発電など、さまざまな側面を包括し本件プロジェクトが成功しました。
2002年から2012年まで、米大手プライベート・エクイティ・ファンド サーベラス(当時運用資産総額US$250億)のマネージング・ディレクターとして、中国、香港、台湾を含むグレーターチャイナ地域におけるすべての投資を担当していました。サーベラスでは、金融業および資本集約型の製造業、そして不動産(ハードアセット、メザニンファイナンス、不良債権など)に重点を置いたプライベートエクイティ投資を主導。
以前には、KPMGのグローバル不動産業務チームの一員として、米国、日本、韓国、台湾を含む不動産コンサルティング業務を担当しました。また、コーポレートファイナンス(三井住友銀行、日本長期信用銀行LTCB)、不動産ファイナンス(ヘラー・フィナンシャル)など、さまざまな分野での経営経験があり、その経験から、Radiant Capitalの基礎となる深い戦略的な洞察力と直接的な経営スキルを身につけました。世界最大のブランド・スポーツシューズメーカーであるYue Yuen Industrial Holdings(HK:551)の独立非執行取締役です。
英語、中国語(北京語)、日本語、台湾語に堪能であり、国境や文化を越えた複雑な投資案件の発掘や交渉に最適な人材です。1992年にカリフォルニア大学バークレー校で学士号を、1999年に南カリフォルニア大学マーシャル・スクール・オブ・ビジネスでMBAを取得しています。